2008年08月10日
 ピークは過ぎましたが群落地等ではまだまだ楽しめます。  晴れ 4名  109

 水無ルートで一番多くオオキツネノカミソリが見られる群落地3箇所および手前付近では、 
 登山道沿いはやや色褪せてはきたものの奥斜面は今が見頃! ビッシリと数多く咲いていて見事であった。
 今日はミクシイのテイさんと友達2名と一緒に登る。
 最近天気が不安定で夕方近くになると雨や雷まで鳴る。早めに出発して昼過ぎには下山するようにした。

大群落地手前、左側斜面の群生。奥まで沢山咲いてます。

コースとタイム
07:30 井原山入口バス停集合=07:55 水無駐車場〜08:40 群落地〜09:18 通称”日本庭園”〜10:06 山頂(昼食) 11:26
〜12:05 新村分岐〜12:33 水無鍾乳洞第2入口〜13:35 駐車場

 人の多さもピークを過ぎたようで8時前に駐車場に着いた時でも車は3分の一くらいしか止まっていなかった。
 登山道沿いのキツネノカミソリは色褪せたり、枯れたり、折れたりしたものが目立っては来たが、
 今年は花の開花が遅れたせいか?斜面は今が見頃のように思える。
 水無の湧水を過ぎ川を徒渉する手前左側の斜面も、奥の奥まで数多くのキツネが咲いていて見事である。
 
石灰岩の群落とオレンジ色のキツネとのコラボ

 ただ今年は例年よりは少なかったような気もする。
 群落地では開花前にイノシシがあちこち掘り返したせいか、花の密集にムラが出来てしまったようで見応えがやや薄れた。
 また開花後も同じく荒らし周ったのか?あちこちでキツネの花がなぎ倒され、折れてしまっていた。
 イノシシに何が起こったのか?
 群落地手前では偶然にも小さなウリ坊がオレンジ色のキツネ群生地の中を走っていくのが見れた。

群落地でのオオキツネノカミソリ

 本日の山頂からの眺望は素晴らしいものだった。視界が遠くの遠くまで見渡す事が出来、雲仙は勿論、その先まで良く見えていた。こんなに見れた?のは初めてで感動ものでした。
 山頂広場で昼食をとり、下山は新村分岐経由で下る。

山頂からは雲仙もきっきり見えた 青空いっぱいの下で昼食

 新村分岐からの下るルートにもキツネの群生地があり期待して通ってみたのだが、ピークが過ぎていた事、大群落地同様にキツネがあちこちで折れ曲がっていて昨年よりは見応えがやや劣っていた。ちょっと残念である。

新村分岐からの下りに見られる群生地 まだまだ沢山咲いてます。

 何れにしても今年も沢山のオオキツネノカミソリを見る事が出来ました。
 繁殖力も強く、年々奥の方まで増えてきている。今後がまた楽しみです。


 2008年08月03日
 見頃です!  晴れのち雨 水無鍾乳洞・駐車場から山頂(往復)  3名  108



 前回の観察日から一週間。数多く出ていた蕾が見事に開花!

 水無で一番多くオオキツネノカミソリが見られる群落地3箇所も
 見事に咲き、今が満開で丁度見頃でしょう!


 先に開花した日当たりの良い場所では段々と色褪せて枯れてきています。
 でも、奥斜面はこれからの場所もあり、暫くは楽しめると思います。

 今日は晴れてはいるが天気は不安定。山頂に着いた時には遠くの方で入道雲も見える。
 昼食は山頂でとらず下ってとることにした。
 
 通称”日本庭園”から縦走路までの急登を下るのは大変なので林間歩道経由で降りる。
 分岐を過ぎたことから雨が降り出す。
 ”水無の湧水”付近で雨宿りしながらランチをとった。



 2008年07月27日
 MIXY ”花見に行こうよ九州の山”のイベント  13名                晴れ
               野河内登山口から山頂(往復)
                      107

本日はミクシイのコミュのイベントにて井原山のオオキツネノカミソリを見に登る。
この時季、キツネノカミソリを見に沢山の登山者がここ井原山に登られる。当然、水無の駐車場も早くからいっぱいになる。
混雑を避けるために少し遠方であるが野河内から出発することになった。

コースとタイム
07:36 野河内登山口〜08:53 水無駐車場〜通称”日本庭園”〜急登〜10:55 山頂(昼食) 12:30〜林間歩道〜14:00 水無駐車場〜15:05 野河内登山口

昨日と同じく暑い。野河内登山口から水無の駐車場までは1時間20分ほど。林道の一本道をひたすら進むもので迷う事は無い。
最初は上りが続き、あとはダラダラとのんびりとした林道を進むが、木陰が無く照りつける日差しが暑い!
やがて車があちこち置かれているのが目立つ水無の駐車場に到着。

オオキツネノカミソリは前日のレポでも話したが見頃はまだ先。でも一部では多く咲いている場所もあり、少ないながらも楽しむ事が出来た。

野河内からの林道を歩く 一部多く咲いていた場所

群生地を見て、通称”日本庭園”で休憩したのち縦走路までの急登を上がる。
ここは急な斜面であり一気に登るのは難しい。また滑りやすくなっているので何度か休憩しながら慎重に上る。

縦走路ではハンカイソウや??ショウマ、ウツボグサなどが咲いてて、蝶たちも忙しく花に蜜を求めていた。
山頂広場も人でいっぱい!ここで皆で昼食をとる。

急登を上る ハンカイソウと蝶

下りは混雑を避けるため、あの滑りやすい急登を下るのを避けるために林間歩道を経由して降りる。
途中、分岐から先にある展望所(ベンチ設置箇所)付近には昨年まで見られなかったオオキツネノカミソリが「ここ」まで咲いていた。序序に繁殖の範囲を広げていっているようだ。恐るべしオオキツネノカミソリ。

でも悲しいことに踏まれて折れ曲がっているオオキツネノカミソリの花が目立つ。
そればかりか明らかに切リ取られたとみられるものが今回幾箇所もあった。
野河内の駐車場の溝にも切って持ってきたと見られるキツネ‥が捨てられていた。出発前に悲しい気分になってしまった。
一部の心無き者の仕業。何とも悲しいものである。

展望所付近に咲いていた 心無き者のせいで‥


 2008年07月26日
 見頃はまだ先!  晴れ 水無鍾乳洞・駐車場から山頂(往復)  106

 前回の観察日から一週間ほどたち、花も序序に咲いてきたが今年は遅い。
 水無鍾乳洞第2入口〜アンの滝への分岐の間にある群落地(ベンチ設置箇所)では 先週見た蕾がそのまま開花していてオレ ンジのキツネノカミソリが多く見える。
 でも昨年満開時に比べると「ここも」まだ7割くらいだろうか。

 上の大きな群落地の手前にある登山道沿いでは、この辺は日当たりも良く思ったよりは咲いていたが まだまだ少なく、これからであろう。

 大群落地3箇所では一部開花はしたものの、前年比の一割もまだ咲いていない。
 心配されたイノシシが掘り返した場所もポツリポツリと蕾が出てきているのでホッと安心。

 この分だと、全体的に見頃となるのは8月に入ってからになるだろう。


朝6時半に水無の駐車場に到着。まだこの時間帯では駐車場も車は半分ほどであるが7時を過ぎると満車状態。
10時半に下山した時には林道沿いの路肩から中腹林道の所まで車でいっぱいだ!また正面の登山口は勿論沢山で井原山入口のバス停にはマイクロバスまで止まっていたほど。さすがに一年で一番登山者が多い時季だけの事はある。
キツネノカミソリよりも人の方が目だっていたのは気のせいだろうか?


今日も暑い!おまけにアブまで出てきた。一匹しぶとく付いて来てて肩にガブリ!またガブリ!痛いです。
お昼用にソーメンを用意していたが食べずに下山。帰宅して食う。



 2008年07月21日
 開花!  雨のち曇り 水無鍾乳洞・駐車場から群生地(往復)  

 連休2日間は遠征の為観察が出来ず、最終日の本日に見に行きました。
 今年はどうも遅いようでやっと開花はしましたが、正直まだ見頃には遠いようです。

 水場(ふくろうの湧水)の先を徒渉した所にあるポイント(群生地・ベンチ設置場所)は、他の群生地の中では比較的早く咲く場所 でもあるが、 
 ここでも、まだ1割(前年の満開の時と比較)ほどしか咲いていなかった。


 日当たりの良い登山道ではポツリポツリと幾つかは咲いている所もあるが少ない。

 水無では多く見られる大群生地3箇所では、よ〜く見るとそれぞれ3本ほど咲いているのが見られたが、まだまだである。
 蕾もまだ1割も出ていないので、来週はまだ厳しいかもしれない。

 今後の天候にも因るが大群落地の見ごろは8月になるかもしれない


 この天気にも関わらず花を見に来られた登山者は多い。
 例年だとこの時季には多くの花を咲かせているので期待して来られていた方も多く、皆さん残念がっていた。
 
 8時前には駐車場はほぼ半分は埋まり、10時頃には満車となり駐車出来ずに林道の路肩にも止めていた。
 
 昨年は狭い林道での車の離合・混雑を防ぐ為に帰りは迂回路(中腹林道を経て洗谷登山口前を通って下る道)を設置していたが、
 今現在
中腹林道は土砂崩れのために通行出来なくなっている
 その為に駐車場までは狭い林道を行き来することになるので離合が大変である。
 


 2008年07月12日
 もうすぐ開花!  晴れ 水無鍾乳洞・駐車場から山頂(往復)  105

 例年よりも早く梅雨が明けて一週間になる。
 今日、水無の登山道を上がってみたがポツリポツリと蕾が見られたが、開花したものはまだ1本も見られなかった。
 
 水無鍾乳洞第2入口より登山道沿いに上がったベンチ箇所ではそれぞれ7本、5本ほどの開花予備軍(蕾)が見られた。
 分岐から先の日当たりの良い場所でも数本、大群落地手前の日当たりの良い登山道沿いでも数本の蕾が出ている。
 これらは数日中には開花するものと見られる。

 ただ例年よりも遅いようにも思える。
 今後の天候にも因るが見頃は昨年同様で7月下旬から8月第1週ではないかと思われる。


 水無の登山道沿いではハンカイソウやヤマアジサイが多く咲いている。
 特に通称”日本庭園”から急登に上がる所ではヤマアジサイが群生していて綺麗でした。

 また縦走路や山頂付近では、まだポツリポツリではあるがヤマツツジも幾つか残っていた。

ハンカイソウ ヤマアジサイ

ヤマツツジ ウツボグサ

山頂広場では久しぶりに「凧さん」に出会う。 今日も山頂にて凧を揚げていました。



2008年07月05日(土 )  井原山 曇り  水無ルートより群生地(往復)
                 「瑞梅寺キツネノカミソリを守る会」によるボランティア活動

毎年オオキツネノカミソリが開花する前に「瑞梅寺キツネノカミソリを守る会」が登山道沿いに「立て看板の設置」「登山道の草刈」などを行っている。今回も私は活動に参加することになった。それと同時に群生地までの開花状況も確かめてみた。

立て看板を設置 雨で地表に出てきてしまった球根たち

昨夜は激しい雨、雷も鳴り凄まじいものであったが、序序に天気も回復しつつあった。
オオキツネノカミソリであるが、例年だと会の活動する日には「蕾」が一つか二つくらいは出ていたり、早い時には開花しているものが1本くらい出てたときもあったが、今年は開花が遅いようで「一つ」も蕾すら出ていなかった。

但し、6日(日)には例年よりも早く梅雨明けしており、今後の暑さ、天候によっては開花も早まるかもしれない。

キツネは出ていなかったが水無の登山道沿いにはヤマアジサイ、マタタビの花、ウリノキの花、ハンカイソウなども多く咲いていた。
ヤマアジサイ マタタビの花
ウリノキの花 ハンカイソウ